太陽光発電

一般住宅の屋根や壁面などにソーラーパネルを設置して発電を行うシステムのことを家庭用太陽光発電システムと言います。単に太陽光発電と略して呼ばれることが一般的です。スマートハウスでは最初から設置されていることがほとんどですが、既存の住宅にも簡単な工事だけで設置することが可能となっています。

特徴

ソーラーパネルは、太陽電池と言う太陽光を電力に変換できる素材を並べてできているパネルのことを意味します。このパネルを屋根のような太陽光が当たりやすい場所に設置することで自家発電が可能となります。発電することで電気代削減になるのはもちろんのこと、余った分を電力会社へ売電することもできます。

国や自治体が補助金制度を整備したことに加えて、ソーラーパネルメーカーやハウスメーカーなどによる積極的なPR活動もありましたが、当初は前述のように電気代削減や売電を全面に押し出していました。しかし、東日本大震災が起きてからは違う側面からも注目を集めるようになっています。

それは非常時にも発電ができるという特徴です。何らかの原因で電力会社からの電力供給が途絶えてしまったとしても、家庭用太陽光発電システムを導入していれば自家発電が可能です。太陽光が出ている限りという条件は付きますが、非常時にある程度の電力を使えるということは大きなメリットでしょう。

今後の課題

これから家庭用太陽光発電システムをより普及させるために克服すべき課題が2つあります。1つ目は導入にかかる費用です。一昔前と比べるとソーラーパネル自体の価格が下落しているため、システムの導入費用も下がってはいますが、それでもすぐに即決できるような安い価格ではありません。

先の項目でも触れました通り、国や自治体の補助金制度が設けられていますが、それを利用したとしてもほとんどの場合100万円以上の費用が発生します。電気代削減や売電による収入を考慮しても、初期費用が高くついてしまうため、自宅にシステムを導入したくても躊躇してしまうという現状があります。

もう1つは発電の効率です。現状でも発電効率は決して悪くはないのですが、それでも夜間や天気の悪い日に発電できないことを考えると、発電効率の更なる向上が求められます。発電効率が向上することで電気代の削減量や売電量の増加を見込めますので、前述の費用に関することよりもこちらの方が重要な課題かもしれません。

メーカー比較

家庭用太陽光発電システムの導入を検討されたことがある方ならご存じかと思いますが、大手家電メーカーを中心に多くの企業がシステムの販売を行っています。その中でも特に有名なメーカーを以下にいくつかご紹介したいと思います。ロゴをクリックするとメーカー公式サイトの商品紹介ページへ飛びます。

メーカー 解説
パナソニックの太陽光発電 「HITシリーズ」
パナソニック製の太陽光発電システムです。日本だけではなくイタリアやフランスやドイツなどへも納入しています。同社では松下電器産業時代の1975年から太陽電池の研究開発を行っています。
シャープの太陽光発電 「サンビスタ」
シャープ製の太陽光発電システムです。液晶テレビを始めとした家電が有名なメーカーですが、太陽光発電市場でも高いシェアを誇ります。1959年から太陽電池の研究に取り組んでいて、歴史も長いです。
京セラの太陽光発電 「住宅用太陽光発電システム」
京セラ製の太陽光発電システムです。太陽電池の性能はもちろんですが、サポートが充実していることでも知られています。落雷や台風などといった自然災害でも保証期間内ならちゃんと保証してくれます。
三菱電機の太陽光発電 「ダイヤモンドソーラー」
三菱電機製の太陽光発電システムです。発電量と耐久性を掛け合わせた生涯発電力という点に着目して、開発を行っています。電力変換効率や自然災害に対する耐久性は業界トップクラスです。
東芝の太陽光発電 「住宅用太陽光発電システム」
東芝製の太陽光発電システムです。京セラと同様に特にブランド名は設けられていません。10年間は無償の保証制度を利用できるほか、有償にはなりますが15年や20年の保証制度も準備されています。
ソーラーフロンティアの太陽光発電 「住宅用」
ソーラーフロンティア製の太陽光発電システムです。広く用いられている結晶型というタイプの太陽電池ではなく、CIS太陽電池というものを採用しています。大規模な産業用やメガソーラーも手掛けています。

詳細な解説

以上が家庭用太陽光発電システムの簡単な解説となります。ただ、システム導入の手順や補助金制度の詳細には触れておりませんでしたので、より詳細な情報を知りたいという方は「スマートハウスと家庭用蓄電池のスマクー」というホームページをご覧下さい。メリットやデメリットも詳しく解説されています。